2015年07月02日
時間が作るもの
ビブラートも運弓も擦弦楽器を弾く者にとっては
最重要事項の一つです。
そして、それらを学ぶ上で「時間をかける」ことこそが
最重要事項の一つです。
私は、理不尽な教え方をしませんし、言葉と時間を尽くして
お教えします。
教えっぱなしにしませんし、出来ない、する時間が無かったという
言葉も丸まんま受け止めていくらでも、必要なら何度でも、ゼロ地点に
戻ってお教えします。
閔さんに頂いた言葉がいくつかありますが、最近少し気が付いた
ことのあるのが
「高山流水」
です。
ネットで検索すれば、How to○△□ がヒットします。
時間をかけたくなければ、そういった事に癒されるといいと思います。
梅雨の晩、坂道で感じるねっとりとした風の中を歩いていると、
私の身体が溶けていくように感じます。演奏の中で、その感覚を
思い、音にしたいと強く願います。
形の無いものを音にする為に、時間をかけること。
超短気だった私が、変われたのは様々な理由がありますが、やはり
この「願い」と「音への憧れ」があったからだと思います。
時間がかかること、ここまで思いが強くなくても、願って長く時間を
かければできること、があります。
わからければ、また何度でもレッスンで聞いてね。
♬ちょっといいことコーナー♬
「普段の生活、仕事以外のことでこうした時間を持てることが
自分自身の幅を広げているようで、幸せなんです」
こう言われたら、エネルギー満タンになっちゃうね。
Posted by みのり at 23:00